- 監修|アーカス探偵事務所
マッチングアプリというと、一般的には出会いを求める男女が利用するサービスとして知られます。
そんなマッチングアプリを夫が利用していると知ったら、浮気ではないかと不安になるのは当然でしょう。
本記事では、既婚の男性がマッチングアプリを利用する理由や、旦那のマッチングアプリの利用が発覚したときの対処法について解説します。
\ 自分の判断で失敗しない為に /
マッチングアプリは、いまや出会いのきっかけで職場やコンパをおさえて1位となりました。目的が合致している分、不倫に発展するケースは非常に多いです。素人では浮気相手の特定はまず不可能です。相手が不特定なので性病のリスクも高いなど問題に発展する前に早めの対処をおすすめします。
夫がマッチングアプリを使う心理とは?
夫がマッチングアプリを利用していると知ったら「浮気目的だ」と疑いたくもなりますが、実際には男性によって利用時の心理は異なるようです。
ここでは、夫がマッチングアプリを使う際の心理状態について考えてみましょう。
浮気願望がある
男性のなかには、既婚でありながら「浮気願望」を持っている人もいます。
妻や現状の生活に不満を抱えているというわけでは必ずしもなく、単に「浮気のスリルを味わいたい」「女性にちやほやされたい」という心理がはたらいているだけの場合もあります。
マッチングアプリは職場などと違い、気楽に出会いが見つけられるほか、周囲にバレにくいという特徴もあります。
マッチングアプリを利用して、単に浮気や不倫の刺激を楽しみたいというケースもあるでしょう。
女好き・性欲が強い
単に「女性が好き」という理由でマッチングアプリに手を出す人もいます。この場合も、必ずしも家庭への不満がマッチングアプリ利用の引き金になっているとは限りません。
また、性欲を満たしたい思いで、マッチングアプリを利用する人も少なからずいるでしょう。これはアプリの規約上もルール違反な場合が多いですが、体目的でアプリを利用している男性もいるのは確かです。
ただし、実際に妻以外の女性と関係を持てば、本気の恋であろうがなかろうが、それはれっきとした不貞行為にあたります。
単なる好奇心から
今やマッチングアプリは世間でも広く知られており、ネット上でも宣伝や広告を頻繁に目にします。
深い考えもなしにただ好奇心だけで登録し、暇つぶし程度にアプリを利用する男性もいます。
ただし、はじめは冷やかしのような気持でも、女性とマッチングすることが楽しくなってしまい、やめられなくなるケースもあるでしょう。
出会い目的の相手と会える
職場やプライベートで異性と接する機会があっても、相手が夫と仲良くなったり、関係性を深めたいと思っているとは限りません。
その点、マッチングアプリに登録している女性は、そのほとんどが恋愛対象の人との出会いを求めています。意気投合すれば、すぐにでも関係性を深めていけるでしょう。
夫に「女性と出会いたい」という思いがある場合、マッチングアプリは格好の相手探しの場と言えます。
現実逃避や刺激を欲している
見知らぬ女性と出会うことは、男性にとって刺激的なことです。好ましいことではないかもしれませんが、それは既婚男性であっても変わりありません。
毎日の生活がマンネリ化して退屈だという場合、非日常の刺激を求め、マッチングアプリに手を出す男性もいます。
ドキドキ感のあるマッチングアプリがストレス解消法となっている成人男性も少なくないでしょう。
家庭以外で癒しを求めている
日々の忙しい毎日のなかで、家庭で過ごす時間以外に、癒しを求めている男性もいます。
「ほかでは吐き出せない愚痴を聞いてくれる」「家族でないからこそ、本音で会話ができる」など、いわゆるセカンドパートナーの存在が、男性にとって癒しになることもあります。
特に仕事が忙しすぎて家庭で過ごす時間が不足している人や、家族との関係がうまくいっていない場合などは、この傾向は強まるでしょう。
承認欲求を満たしたい
多くの男性が、周囲に認められたり、褒められたりすることを好みます。プライドが満たされ、良い気分に浸れるため、自身を褒めてくれるような女性は特別な存在となりやすいです。
マッチングアプリで相手に「いいね」されたり、メッセージをもらったりしたら、「自分はモテる」と承認欲求が満たされるでしょう。
このように出会い目的よりも、むしろ他者から選ばれるという、承認欲求を満たすためにアプリを利用している人もいます。
自分にあまり自信のない人が、承認欲求を満たすためにマッチングアプリを利用している場合もあるでしょう。
夫がマッチングアプリを使うきっかけや動機
そもそもなぜ夫がマッチングアプリに手を出したかのか、その動機や要因を知りたい女性も多いはずです。
ここでは、既婚男性がマッチングアプリに手を出すきっかけについて見ていきましょう。
結婚生活に対する不満
結婚生活に何らかの不満やストレスを感じ、腹いせのような気持ちでマッチングアプリに手を出す男性もいます。
この場合真剣に出会いが欲しいというよりは、「妻以外の女性に癒されたい」「モテる自分を確認して、自信を取り戻したい」といった感情がはたらいている可能性もあります。
旦那のアプリ登録日などが分かる場合は、登録当時に夫婦間のトラブルなどがなかったか、振り返ってみても良いかもしれません。
友人・職場の影響
周囲にマッチングアプリを利用している人がいて、深く考えずに利用しはじめるケースもあるでしょう。
特に職場や友人など、身近な存在に「面白いよ」「みんなやってるよ」などと言われて、つい興味本位で手を出してしまうということもありえます。
はじめは乗り気でなくても、実際に女性とマッチングしたり「いいね」がもらえたりするうちに、夢中になってしまう人もいるでしょう。
手軽に相手を見つけられる
マッチングアプリは男女の出会いを目的とするアプリなので、登録直後からすぐに相手探しがはじめられます。
しかも利用者数の多いアプリなら、すぐに出会える相手の候補が見つかり、短期間でマッチングすることも少なくありません。
この、あたかもゲームのような感覚で努力せずに女性と出会えることも、アプリ利用を助長していると考えられます。
素性がバレにくい
自分の素性をそれほど明かさなくても、マッチングアプリは利用できます。
たしかにマッチングアプリでは職業や年収、居住地など、個人情報の登録を求められるケースが多いですが、アプリの本当の利用目的や性格、人柄などはバレにくく、既婚であることを隠して利用できるケースも多いです。
自身の本性や個人情報がバレにくいという点が、マッチングアプリ利用のハードルを下げているとも言えます。
夫のマッチングアプリ利用で浮気の兆候は?
夫のスマホにマッチングアプリを見つけたら、ほかにも浮気の兆候がないか、探ってみると良いでしょう。
スマホの使い方が急に変わった
旦那のスマホの使い方が不自然に変わった場合、何らかの後ろめたい思いがあることを疑っても良いかもしれません。
また、マッチングアプリをスマホ画面に非表示設定している場合、バレてはまずいことを認識したうえで、確信犯的に利用していることが考えられます。
なかには普段使用しているスマホとは別に、スマホを所有しているケースもあります。
夫婦間での会話やスキンシップが減った
以前と比べ夫婦間のコミュニケーションの機会やスキンシップが減っていると感じた場合、旦那の思いがよその女性に向いている可能性があります。
もちろん仕事が忙しい場合や悩み事があることも考えられますが、「どうしたの?」と聞いてみてはぐらかされたり、明快な回答が得られなかったりする場合は、浮気の可能性がゼロではないことを覚えておきましょう。
急な予定や外出が増えた
「残業が増えた」「休日出勤が続いている」など、仕事に絡めた用事は、妻からも不信感を抱かれにくく浮気の言い訳にされやすいです。
とはいえ本当に仕事の時間が長くなっているのであれば、給与や役職にも変化が見られるはず。そのような変化がなく、かつマッチングアプリを利用している形跡が見られる場合、こっそりマッチングした女性と会っていることも考えられます。
夫にマッチングアプリ利用を辞めさせる方法
理由はどうあれ、夫がマッチングアプリを利用していることは、妻としても良い気持ちがしないでしょう。ましてや浮気目的が疑われる場合、問題が大きくなる前に、やめさせることが大切です。
ここでは、夫のマッチングアプリ利用をやめさせる方法やコツについて解説します。
バレていることを気づかせる
直接「マッチングアプリをやめて」と伝えられない場合は、すでに利用がバレていることを、間接的に理解させると良いでしょう。
「マッチングアプリの通知が見えた気がするけど、まさかやってないよね?」「最近スマホばっかり見ているけど、おもしろいゲームでも見つけた?」などと伝えれば、多くの男性がマッチングアプリの利用がバレていることに気付くでしょう。その場で白状して、謝罪するかもしれません。
金銭的な管理を徹底する
マッチングアプリを継続的に利用したり、実際にマッチングした相手と出かけたりするのには、けっこうなお金がかかります。
そのため、お小遣いを減らしたり、出費を徹底的に管理したりすれば、夫は必然的に浮気がしにくくなります。
「貯金しなくちゃいけないから」など自然な理由で、金銭面の話を持ち掛けてみてください。場合によってはその相談自体が、浮気やアプリ利用がバレていることを夫に理解させるきっかけになるかもしれません。
同意のもとで浮気調査アプリを入れる
浮気調査アプリなら、GPSで居場所を確認できたり、スマホ画面を遠隔操作でチェックできたりなど、夫の浮気行為を監視することができます。
ただし本人に無断でスマホの中身をチェックすることは、トラブルの原因になるほか、違法行為とみなされることもあります。
そのため、「緊急時や災害時に連絡が取れるように」など、本人の同意を得たうえで浮気調査アプリを夫のスマホに入れるようにしましょう。
マッチングアプリで浮気していることが分かったときの対処法
夫のマッチングアプリの利用の目的が浮気だと発覚した場合でも、いきなり夫を問い詰めることもリスクが大きいです。
ここでは、夫がマッチングアプリを利用して浮気していることが分かった際の対処法や、心がまえについて解説します。
浮気の証拠を集める
結婚関係を継続するにしても、離婚するにしても、浮気の事実については、夫に認めさせることが大切です。
離婚裁判などで浮気の事実を証明するには、女性とホテルに出入りしている写真や、不貞行為を明確に示すLINEのデータなど、揺るぎない証拠が必要です。
妻だけで証拠を集めるのがむずかしい場合は、探偵など調査のプロに相談してみても良いでしょう。
探偵に依頼すれば豊富なノウハウを活かした詳しい調査が期待できるほか、妻へのカウンセリングなど、浮気問題の解決・改善に幅広く応じてくれる会社もあります。
夫婦関係を継続する
浮気の事実が明らかになった場合、夫婦関係をどうするかという点についても考える必要があります。
浮気は許せないことかもしれませんが、離婚はせず夫婦関係を継続する人もいます。特に子供のことを考えたり、夫に反省の色が見られたりする場合に、そのような選択をする人が多いです。
ただし夫婦関係を続ける場合でも、夫の浮気の事実はうやむやにしないほうが良いでしょう。
離婚を視野に入れる
浮気を理由として、離婚に踏み切る人もいます。どうしても夫を許すことができない場合や、夫の側も離婚を望んでいる場合、別れを選択するしかないこともあるでしょう。
夫の浮気が原因で離婚を決意した場合、夫や浮気相手に慰謝料を請求できる場合があります。ただしそのためには、明確な不倫の証拠が必要となり、「マッチングアプリを登録していた」程度では認められないケースが多くなります。
夫のマッチングアプリ利用でよくある質問
ここでは、夫のマッチングアプリの利用に関するよくある質問に回答します。
夫のマッチングアプリ利用を問い詰めた際のよくある反応は?
すぐに浮気目的であったことを認め白状する人もいますが、なかには「友達にイタズラで入れられただけ」など、適当な理由を付けてごまかそうとする人もいます。
その際、マッチングアプリ以外にも、確実な浮気の証拠があれば、夫も言い逃れできないでしょう。
また、だんまりを決め込んで浮気の事実を認めようとしない人や、逆ギレする男性もいるでしょう。いずれの状況になっても、妻は感情的にならず冷静に反応することが重要です。
夫がマッチングアプリでやり取りをしているだけで離婚理由になる?
夫がマッチングアプリで浮気相手を見つけていたとしても、アプリでやり取りしていた履歴だけでは、慰謝料請求時などの離婚理由には認められない場合が多いです。
法的に浮気を離婚理由とするには、多くの場合不貞行為の事実が認められなければいけません。ホテルに出入りする写真や、肉体関係が確実に認められるデータなどが必要となることが多いです。
まとめ
今やマッチングアプリは出会いのための主要ツールとして広く利用されるようになりました。しかしその手軽さゆえ、パートナーがいながら、浮気目的で利用する人も少なくありません。
夫のスマホにマッチングアプリを見つけた場合は、その利用目的やインストールした背景を考え、冷静に対処することが重要です。場合によっては、今後の夫婦関係についても考える必要があるでしょう。
浮気調査に関するご相談は、日本探偵業認定調査士連盟(cif連盟)までご相談ください。
\ 自分の判断で失敗しない為に /
マッチングアプリは、いまや出会いのきっかけで職場やコンパをおさえて1位となりました。目的が合致している分、不倫に発展するケースは非常に多いです。素人では浮気相手の特定はまず不可能です。相手が不特定なので性病のリスクも高いなど問題に発展する前に早めの対処をおすすめします。