- 監修|アーカス探偵事務所
「セカンドパートナー」という言葉をご存知でしょうか。セカンドパートナーは肉体関係などは持たないものの、友達以上の親密さを持つパートナーのことを指します。
特に職場はセカンドパートナーが生まれやすい環境であり、セカンドパートナーがいることで仕事に張り合いが出る、という声も聞かれます。
本記事ではセカンドパートナーの定義や特徴、職場でセカンドパートナーを持つことのメリットやリスクなどについて詳しく解説します。
\ 自分の判断で失敗しない為に /
セカンドパートナーとは聞こえはいいですが、実は不倫関係ということも多いです。きちんとした調査を行い安心できる関係かどうかは定期的に調査することをおすすめします。
セカンドパートナーを職場で作るメリット
一見すると不倫のようにも思える「セカンドパートナー」。しかし職場にセカンドパートナーを持つことにはいくつかのメリットがあるようです。
日常の刺激とモチベーションの向上
漫然と仕事に取り組むよりも、セカンドパートナーがいることで刺激が得られ、結果的に仕事のモチベーションやパフォーマンスの向上が見込める、という声もあります。
ひとりで成果の達成を目指すよりも、セカンドパートナーと同じ目標を見据えて活動するほうが、仕事にも良い結果をもたらすという点は、メリットと言えるかもしれません。
上司や同僚とのコミュニケーションが円滑になる
セカンドパートナーがいることで、職場内での交流の機会が増え、結果的に上司や同僚とのコミュニケーションが円滑化する効果も見込めます。
セカンドパートナーが上司や同僚である場合はもちろん、セカンドパートナーとの和気あいあいとした雰囲気が周囲にも調和の雰囲気を与え、結果的に職場全体に活気が生まれる
可能性があります。
新しい出会いを探す手間が省ける
男性のなかには、妻がいる場合であっても、異性との出会いを求めている人もいます。そのような男性にとって、職場はセカンドパートナーを探す絶好の場所と言えます。
セカンドパートナーは、特に仕事関係の人である必要はありません。しかし仕事は生活の中心となるケースも多く、仕事仲間とは必然的に長い時間を共に過ごすことになります。
新しい出会いを求める男性にとって職場は、どこか特別な場所へ行ったり、マッチングアプリなどを使用したりする手間がなく、セカンドパートナーを探せる場所だと言えるでしょう。
配偶者に発覚しにくい
家族にセカンドパートナーの存在を知られたくない場合、「配偶者にバレにくい」という点も、職場でセカンドパートナーをさがすメリットといえそうです。
プライベートな時間で妻以外の女性と会ったり、出掛けたりすることは、男性にとってもリスクが多いのが実状です。そのような行為を咎められ、相手がいること自体を否定される場合が多いでしょう。
しかし職場はあくまで仕事に取り組む場所であり、妻の監視の目が届きにくい場でもあります。異性との交流があっても「ただの仕事仲間だから」など、言い逃れしやすいのも事実です。
仕事上のストレスが緩和される
職場は何かとストレスが多い場所です。仕事に励んでいれば、うまくいかないことや、納得のいかないことも起こるでしょう。
そのようなときにセカンドパートナーがいれば、愚痴や相談事を親身になって聞いてくれます。同じ職場であれば、業務上の悩みにアドバイスをくれたりすることもあるでしょう。
このように仕事上のストレス緩和という意味でも、セカンドパートナーの存在が「癒し」になることがあります。
職場内での信頼関係が築ける
職場では複数のメンバーや仲間と、ひとつのプロジェクトに取り組むというケースも多いです。その際、同じチームにセカンドパートナーのような気心の知れた人がいれば、自由闊達な意見交換ができたり、助け合いながら業務に取り組めたりなど、強い信頼関係のもとで仕事に取り組めます。
仕事上の関係において信頼関係は重要な要素ですが、セカンドパートナーであることがその関係性をより強固にするケースもあります。
セカンドパートナーを職場で探すリスク
セカンドパートナーを求める男性が、職場で探すことの問題点について見ていきましょう。
仕事に悪影響を与える可能性がある
セカンドパートナーがいることで仕事に張り合いが生まれるという意見がある一方で、逆に仕事に悪影響を与えるケースも少なくありません。
セカンドパートナーがいることについて、よく思わない上司や同僚もいます。そのような場合かえってチームの雰囲気は悪化し、業務にも支障をきたすでしょう。
また何らかの理由でセカンドパートナーと決別することになった場合、かつて関係があった異性とともに仕事に取り組むのは大きな負担となり得ます。
このようにさまざまな側面から、セカンドパートナーの存在が、仕事によくない影響を与えることもあるのです。
上司や同僚にバレる可能性がある
セカンドパートナーとの関係が妻や家族にバレていなかったとしても、職場の上司や同僚は知っている状況もあるでしょう。
セカンドパートナーとの関係に問題点があると判断された場合、上司や同僚、部下との関係が悪化する恐れもあります。
自分が原因で職場の雰囲気を悪くするような事態は、避けたいと考える男性が多いのではないでしょうか。
社内不倫として懲戒を受ける可能性がある
「セカンドパートナー」という関係性については、周囲に十分な理解を得られるとは限りません。不倫と同じではないかと思われても仕方のない部分はあるでしょう。
仮に肉体関係がないにしても、それが不倫と判断され、業務に支障をきたすと認められれば、最悪の場合会社から懲戒を受けるリスクすらありえます。
職場の雰囲気が悪化する
セカンドパートナーとの関係性について周囲が良く思っていない場合、仕事仲間から距離を置かれ、チーム内の雰囲気が悪くなる可能性もあります。
一部のメンバーだけが親密な関係である場合、それ以外の人が距離を置こうと考えるのは自然なことです。セカンドパートナーがいることが、職場のモチベーションを下げる可能性があることを、当事者たちは重々認識しておく必要があるでしょう。
関係を解消しても顔を合わせる必要がある
セカンドパートナーがいる真っ只中では考えることすらないかもしれませんが、当然セカンドパートナーとの関係は解消にいたる場合もあります。
それがプライベートの関係であれば、「別れた異性と会うことはない」となるでしょうが、職場はそうもいきません。
関係を解消した相手と、長い期間同じ空間で、気まずい思いを感じながら業務に取り組まざるを得ない状況も、想定しておく必要はあるでしょう。
そもそもセカンドパートナーとは?
セカンドパートナーがいることのメリットやリスクについて見てきましたが、「そもそもセカンドパートナーの定義って何なの?」と考える人も多いでしょう。
ここではセカンドパートナーがどのような存在を指すか、どういった特徴があるかという点について解説します。
基本的には双方が既婚者
セカンドパートナーになる男女は、お互いに既婚者であることが多いです。なかには一方が独身、あるいは未婚で恋人はいるなどのケースはあるかもしれませんが、いずれにしてもセカンドパートナー以外に相手がいるケースが大半です。
本来のパートナーがいるということは、言い換えればセカンドパートナーはあくまで、恋人や不倫相手とは異なるということです。「理解者」「友達以上恋人未満の特別な存在」などと言い換えても良いかもしれません。
プラトニックで肉体関係がない
セカンドパートナーの大きな特徴として、肉体関係がないという点が挙げられます。妻がいるにも関わらず、肉体関係を持つことは不貞行為にあたります。
しかしセカンドパートナーはあくまで、プラトニックな関係であり、婚外恋愛ではありません。キスやセックスといった行為はない、しかし親密な仲、と理解される場合が多いです。
女性がセカンドパートナーを求める心理は?
夫にセカンドパートナーがいるなどと聞くと、「相手の女性はなにを考えている?」と思う人も少なくないでしょう。
セカンドパートナーを求める女性は、男性といることに精神的な安心感を求めている場合も多いです。
仕事はもちろん、家事、育児、さまざまな不満やストレスから解放させてくれる存在として、セカンドパートナーを心の拠り所と考えているようです。
職場でセカンドパートナーを作る人が多いのはなぜ?
職場は仕事をする場所ではあるものの、セカンドパートナーができやすい環境であることも確かです。
相手の人柄や収入を慎重に評価できる
職場では性格や人柄、あるいは仕事ぶりや収入など、相手の「人となり」を把握することができます。プロジェクトを共に成功に導くなど、達成感が得られる経験をすることもあるでしょう。
セカンドパートナーを作る場合、相手との価値観の一致や、「関係性を深めても大丈夫か」という点は気になるところです。
共に過ごす時間が長い職場の人間関係のなかでは、そのような内面も知ることができるため、セカンドパートナーができやすいと言えます。
飲み会など勤務時間外での交流が多い
仕事では、歓送迎会や忘年会、定期的に行われる食事会・飲み会など、勤務時間外で行われるイベントも少なくありません。そのような場に参加すれば、仕事の話だけでなく、趣味や興味のあることなどの話題で、会話が弾むこともあるでしょう。
連絡先を教え合ったり、写真を交換したりすることもあるかもしれません。
お互いが理性を保って接していれば良いですが、お酒の席で苦労をねぎらったりしているうちに、意気投合して親密な関係になるというケースも少なくないのが実状です。
セカンドパートナーを作るデメリットは?
セカンドパートナーは場合によっては仕事に活力を与えてくれたり、モチベーションをアップさせてくれる存在にもなり得ます。
しかし当然、セカンドパートナーがいることのデメリットもあるので、しっかり理解しておく必要があるでしょう。
周囲に理解されにくい
そもそも「セカンドパートナー」という考え方自体、周囲に理解されないケースも多いです。特に既婚者でパートナーがいる場合、浮気や不倫と思われることも少なくありません。
不倫をしている人だと認識されると、周囲との関係性が悪化したり、仕事上でも支障をきたす恐れがあることも理解しておく必要があります。
肉体関係を持つリスクがある
セカンドパートナーは本来は体の関係などは持たない相手ですが、関係性を深めていくうちに恋愛感情が生じ、肉体関係にまでことが及んでしまう可能性もあります。
既婚者である場合、肉体関係の有無は不貞行為にも通じる重要な基準であり、離婚や慰謝料といった問題にも発展する危険性もあるでしょう。
夫婦仲や子どもとの関係が悪化する可能性がある
あくまで精神的なつながりを持つ関係だと言っても、当然配偶者や家族がセカンドパートナーの存在を良く思わないこともあるでしょう。
セカンドパートナーと過ごすと言っても、それはやはり「共通の趣味を持つ友人同士で会う」などとは状況が異なります。
結婚生活が冷え込み、妻や子供に冷たくされることで、かえってセカンドパートナーに依存するという悪循環も起こりかねません。
慰謝料請求や離婚につながる可能性がある
セカンドパートナーとの関係が深まり、肉体関係などが発覚した場合、配偶者から慰謝料を請求されたり、離婚を求められたりするケースも少なくありません。
セカンドパートナーとの関係は、家庭という安定的な存在があるからこそ成り立っているものです。にもかかわらず一時の気の迷いや浮気心から、家庭を失う危険性があることは、理解しておいたほうが良いでしょう。
セカンドパートナーとの関係を長続きさせるコツ
セカンドパートナーは癒しを与えてくれる存在かもしれませんが、関係性によってはかえって仕事や家庭に悪影響を及ぼすリスクもはらんでいます。
それでもセカンドパートナーを持つのであれば、お互いに共通の認識を持ち、節度を持った関係を保つことが求められるでしょう。
明確なルールを設定する
肉体関係を持たないことはもちろん、お互い家庭を最優先にする、プライベートのことには踏み込まない、会う場所は職場に限定するなど、節度を保った関係性が求められます。
LINEやSNSなどでやり取りすることは問題ないと思われるかもしれませんが、その頻度が多すぎたり、内容を家族に見られたりしたら、トラブルに発展する恐れもあります。
セカンドパートナーとの付き合い方には、お互いの距離感を意識したバランスが求められるのです。
お互いのプライバシーを尊重する
家庭に影響が及ぶような無理な要求をしたり、相手に依存し、時間を拘束したりするような行為は、セカンドパートナーとしての関係性を逸脱し、よくない関係性に発展する危険をはらみます。
どんなに仲の良い関係であっても、絶対に一線は超えない、家庭のことには一切踏み込まないなど、付き合ううえでの条件を共有しておくと良いでしょう。
お互いの関係や考えについて話し合う機会を持つ
「自分たちの関係はどうありたいのか」「相手をどのような存在と認識しているか」など、ふたりの関係性についてはよく話し合っておく必要があります。
「恋愛感情はない好き同士」のような曖昧な関係性でつながっているうちに、一方が相手に大きな好意を寄せ、いつの間にか関係性が深まってしまう恐れもあります。
お互いがあくまで相手を「セカンドパートナー」と認識している場合のみ、その関係は成立することを忘れてはいけません。
感情のコントロールを行う
セカンドパートナーと一緒にいれば、時にはドキドキしたり、より相手のことを知りたくなったりしてしまうこともあるでしょう。
しかし感情のコントロールなしに関係性を深めると、自分自身が後悔する結果につながりかねません。セカンドパートナーとの関係は、常に理性的であることが求められます。
配偶者にセカンドパートナーがいて許せない場合は?
ここでは配偶者にセカンドパートナーがいることが納得できない場合の対処法を解説します。
関係解消を要求する
パートナーとの婚姻関係を維持する意志があるのなら、まずは配偶者にセカンドパートナーと別れることを要求しましょう。
本来セカンドパートナーは、家庭を一番に考えたうえで成り立つ関係です。セカンドパートナーとの関係解消を拒む場合は、すでに気持ちがセカンドパートナーのほうに向いてしまっている可能性もあるでしょう。
別居を考える
夫がセカンドパートナーとの関係解消に応じてくれない場合や、夫の行為が許せずしばらく距離を置きたい場合などは、別居を検討しても良いかもしれません。
その意思を伝えれば、夫も妻の本気の思いを感じ、セカンドパートナーとの関係性を考え直すかもしれません。また実際に別居した場合も、距離を置くことでお互いの大切さを再認識する機会となる可能性もあります。
ただし、そのまま離婚にいたったり、関係がさらに悪化することもあるので、今後の生活費や子どものことは現実的に考えておく必要があります。
離婚を検討する
セカンドパートナーとの関係性がどうしても許せなかったり、セカンドパートナーとは名ばかりで、確実に「不倫」だと確信できた場合は、離婚も最後の選択肢として挙がるでしょう。
離婚となれば慰謝料請求などの問題が絡んできますが、体の関係のないセカンドパートナーの場合、法定離婚事由と判断されないことも多いです。
まとめ
セカンドパートナーが職場にいれば、仕事へのモチベーションが高まるなどのメリットがある反面、夫婦関係に悪影響をもたらしたり、周囲から疎まれたりなど、リスクがあることも確かです。
また妻の立場からしてみたら「セカンドパートナーとはいっても単なる浮気では?」と疑いたくなる場合もあるでしょう。
「本当に肉体関係はないのか」「恋愛関係ではないのか」と疑わしい場合は、探偵事務所などに相談し、夫の足取りを調査してみることも検討して良いでしょう。
浮気調査に関するご相談は、日本探偵業認定調査士連盟(cif連盟)までご相談ください。
\ 自分の判断で失敗しない為に /
セカンドパートナーとは聞こえはいいですが、実は不倫関係ということも多いです。きちんとした調査を行い安心できる関係かどうかは定期的に調査することをおすすめします。